雨やどり


岡田淳さんの本を読む -- ヤマダさんの庭
絵本。定年間近に見た夢だそうだ。
 
絵があまりにもきれいだ。ひとコマ漫画のようになっているページもたくさんあり、楽しい。庭で出会うキャラクターには、岡田淳さんのほかの物話を思い出させるようなものもあって、嬉しくなる。
この庭は、記憶の庭だったのだろう。一度は忘れても、また思い出せるもの。これまでに生きてきた自分の人生。理想を見るのではなく、ほんとうにあった時間を見るのだ。
大人でも、子どもでも、誰でも嬉しい気持ちで読める一冊だと思う。
 
 
2020/01/05

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