漫画。岡田淳さんの作品を他に読んでいなくても十分に楽しいが、岡田淳さんの(愛)読者ならば、好きにならないわけがないと思う。
完結
短編よりもさらに短い中でお話は完結する。完結はするのだが、そこにあるお話の大きさがすごい。無限大だ。この1~2ページの短い中に広がったお話の積み重ねが、教授や助手、その他の人(だけではない)たちなのだと思うと、それだけで親しい気持ちになる。
教授が邪悪(?)な心でなにをしようと、それは教授の勝手だ! 作者に責任はない! そんな感じがするのが良い。そこには、皮肉や教訓なんてものはない。(作者に責任があるとしたら、教授や助手の線がぶれることには、あるかもしれない。)
かたこり
2017年11月18日(原画展最終日)に兵庫県公館県政資料館で見た中に、かたこりの漫画があって、それがとても好きだったことを覚えている。本には載っていないのだけれど。
2019/11/03
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